「個育てデザイン」*ママと子どものコミュニケーション

子どもの未来の為にママができることって何だろう??? 「個育てデザイン」で自分らしい子育てを知り、子どもの個性と才能を伸ばし、 自ら未来を創れる子を育む!そして何より、限られた子どもとの時間をもっと楽しむゆとりママになりませんか? まずはママがHAPPYで生きて行こう!

はじめまして!ママと子どものコミュニケーションスクールです☆

現在、リモートにて全国各地から講座やコンサルをご受講頂いております。
カルチャースクールでの講座、支援センターや保育園、自主企画講座開催の他、
五感を使った創作造形アート教室を主宰し、コーチング・脳科学・発達心理学・行動科学・色彩心理学・レジリエンス教育を導入して自ら未来を創る子どもの育成を目指し、新しい時代の子育て講座を開講しています。

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作品から見る子どもの心と成長

山梨県にて子どもの自由な造形創作教室「子どもの個性を磨くアートセラピー」ワークショップを開催しているアトリエプレジールです 


今日もアートセラピーでの作品と子どもの心の関係性についてご紹介していこうと思います。

今回は幼児の子ども達の塗り絵を取り上げます。 

幼稚園男児は下記のような昆虫などの塗り絵を好んで選ぶ時期があります。
 
そこには自身の観察力が芽生えてきている証拠でもあります。

中には自分で飼っているクワガタの特徴を足したり、仲間を加えたり、餌を書いたりして、想像力を膨らませていく子どもも多くいます。

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      <年中男児の作品> 
トンボは銀、チョウチョは金、クワガタとカブトムシは茶色。
そして、枝から生える葉も茶色で塗りました。

心の土台がまだ形成途中なので、その心配や不安をどうしたら良いのかわからず、安心を求めている時なのかもしれませんね。
お母様にお話を伺うと、「心配症で、幼稚園はもちろん、新しい場所に馴染むのに時間がかかる。」との事でしたので、アートセラピーの教室もお母様と一緒にご参加頂きました。

お母様がいる事で安心して参加でき、自分の得意な折り紙をたくさん折って大満足の様子でした。



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      <年少女児の作品> 
空を飛ぶ鳥をオレンジ・水色・ピンク、そして太陽を紫、月を茶色でとても丁寧に塗っています。
優しい雰囲気でありながら、前向きなエネルギーを感じる作品です。
幼い子供が外に向かって一歩を踏み出すことに不安が無いわけではないけれど、
見守られている安心感を十分に感じながら、飛んでいる。そんな想いが現れた塗り絵です。
お母様がとてもお子様の事を心配されていたのですが、サポートするというスタンスがあったからこそ、
お子様がしっかりと飛び立っていけるのがよくわかります。


この記事に関して、写真及び文章など内容についての無断転用はご遠慮ください。

また、絵と子どもの心理については簡単に推測できるものではありませんし、全てのお子様に当てはまるとも限りませんのでご了承くださいませ。


アートセラピー(絵画療法)についてご興味のある方は
まずは体験参加〔参加費 ¥1000〕をお勧め致します。

グループワークは甲府市・甲斐市にて、毎月第3土曜日に開催しています 
プライベートクラスはご都合に合わせて随時受講可能です

お申し込みは 050-5375-6998 又は メールフォームからお願い致します

アートセラピーについての記事をまとめてありますので、
宜しければ、 コチラ も参考になさってください。

山梨県にて子どもの個性を磨くアートセラピーワークショップを開催しているアトリエプレジールです


今日もアートセラピーでの作品と子どもの心の関係性についてご紹介していこうと思います。

今回は小学校低学年の子ども達の塗り絵を取り上げます。

幼稚園・保育園の子どもに比べ、小学校に通っている子どもたちは、やりたいことが明確になってきたり、目的を持って作品を作ったりすることに慣れてきます。決められた図柄の塗り絵を選ぶのもこの時期からぐんと増えてくる傾向があります。

 
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   <小学校低学年女児の作品> 
ゾウの身体ををカラフルに塗りました。ですが、ご覧の通り、周囲は真っ白。

保護者の方に「お子さんと両親、又は、お子さんとお友達など、周りの状況はどんな様子ですか?」と伺いました。
すると、「学校で友達とのトラブルが生じている事を、2週間前に担任の先生からの電話で知りました。」とのお返事でした。

周りとの関係性をどうやって確立して行ったら良いのか、試行錯誤している状況なのでしょうか?
自分の中でも様々な感情をどのようにしていいのかわからず複雑なのだと訴えているようです。
自分で考えて、答えを出そうと、今、本人が1番頑張っている時なので、ご両親のアドバイスが口うるさく感じる事がありますので、じっと見守ってあげるのが良いかもしれませんね。



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  <小学校低学年男児の作品> 
2体の戦う恐竜を緑と茶色で塗りました。
外向的なエネルギーが高まっている時ではあるものの、自分自身は少しゆったりしたい、落ち着きたいという相反する感情とエネルギー状態。お母さんに甘えたり楽しく過ごす時間が欲しいのかもしれません。

「兄弟げんかなどはどんな感じですか?激しいですか?」と伺った所、
「結構してますが、下に弟がいるので、どうしてもお兄ちゃんには厳しくなってしまうのも事実ですね・・・」いう事でしたので、お兄ちゃんとの向き合い方も少し変えてみるとの事で様子を見ていく事になりました。



こちらの記事に関して、写真及び文章など内容についての無断転用はご遠慮ください。

また、絵と子どもの心理については簡単に推測できるものではありませんし、全てのお子様に当てはまるとも限りませんのでご了承くださいませ。


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アートセラピーについての記事をまとめてありますので、宜しければ、 コチラ も参考になさってください。

山梨県で毎月アートセラピーワークショップを開催しているアトリエプレジールです

アートセラピーの様子をなかなか更新できずに溜まってしまいましたので、今日は久しぶりに絵からわかる子どもの心の中についてのお話です。

子どもの描く絵の中に表れるシンボルにはその子の心が投影されていて、意味があるものが多いのですね。
毎回のように言っていますが、子どもは素直に絵の中に自分の思いを表現します。そう、絵は彼らにとっての表現手段の一つであるということなのです。


  <年長男児が描いた作品>
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マジックで赤い家に大きな黒い煙突を描きました


おウチの様子、お父様とお母様の様子をお伺いした所、実はこの男児のお父様は、このアートワークの時に入院されていました。お母様はその看護で忙しくしていたというお話でした。

お母様が忙しくされていた事もあり、この男の子は、お母様とのコミュニケーションを取りたいという欲求をここに描いているのかもしれませんね・・・・。
「愛」は呼吸と同じで、子どもにとって無くてはならないもの。大きく深呼吸するように、お母さんとお父さんの愛を自分の中に取り込みたい。そんな思いが伝わる絵です。
退院もすぐだというお話でしたので、もう少しのガマンかな?ご両親が落ち着いたら、きっと、今まで通りたくさんの愛情に包まれて、楽しい家族団らんの時間が過ごせることでしょう。


こちらの記事に関して、写真及び文章など内容についての無断転用はご遠慮ください。

また、絵と子どもの心理については簡単に推測できるものではありませんし、全てのお子様に当てはまるとも限りませんのでご了承くださいませ。


アートセラピー(絵画療法)についてご興味のある方はまずは体験参加〔参加費 ¥1000〕をお勧め致します。



アートセラピーについての記事をまとめてありますので、宜しければ、コチラ も参考になさってください。

山梨県で毎月アートセラピーワークショップを開催しているアトリエプレジールです

アートセラピーに定期的に、継続的に参加している子どもたちは、
心が安定し、ストレス発散効果もあるため、
最近は目に見える変化が表れています

思考力・創造力だけでなく道具を使うなどの指先の器用さなども
少しずつ運動能力として発達しています

実は心の安定が得られて初めて、人は自分の個性を発揮できるようになります

そして、色々な作品作りを通して、学び、様々な脳領域を使いながら、
それぞれの能力を伸ばして行くことができるのです


年少児でも、しっかりと自分の作品を作り上げようという気持ちを持つようになり、
今まで泣きながら「できない、できない。」と投げやりになる姿を見せていた子も、

少しずつ、自信をつけた事により、

できない事も、

「できるかもしれない」 

という意識で
様々な方法を試行錯誤しながら、
作品作りに挑んでいます



相変わらず、こんな様子ですけど・・・・。
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アートセラピーに来ている子どものお母様から伺うのは、
どの子も比較的

「自分の事は自分でできる子」

「年齢の割にどんな事も最後までこなせる」などと

外から言われる事が多いようなのです。


アートワークの後は必ずお母様に作品の事やお子様の様子をお話するのですが、

お母様から、

「これからは、大人になった時、自分で考えて行動できる人じゃないと。」という言葉を聞き、
そういう意識のママさんが、アートセラピーを選んでくださっている事をとても嬉しく思いました

脳科学的にも、
幼い頃から自発的な事をしていた子どもは
「地頭が良い」というようなお話を聞きまして、
まさに、「アートセラピー」の活動はそこに繋がったりもするのね~と
ますます子どもたちの為にアートワークを広めて行きたいと思いました


アートセラピーについての記事をまとめてありますので、
宜しければ、コチラ も参考になさってください。

山梨県笛吹市で毎月「子どもの個性を磨くアートセラピー」ワークショップを開催しています
アトリエプレジールです
五感をフル活用したワークショップでココロも身体も美しくしなやかに保ちましょう


毎月開催しているワークショップ、
「子どもの個性を磨くアートセラピー」の様子から
子どものココロを見て行きたいと思います。


数ケ月のお休みを経て、また参加し始めた年長児のKクン

Kクンは周囲に流されることなく、黙々と創作活動をする男の子です。

今月も、まずは紙粘土やブロック、水彩絵の具などを使って、
自分の思う「街づくり」をしていました。

創作意欲も高く、多作なので、一つ作り終えると、
また次に作りたいものを見つけ創作活動・・・という風に、
時間を精一杯使い満足して帰っていきます。


今月のKクンはひとつの作品を作り終えた後からが違いました。

壁に貼ってある大きな紙に
今まで見せたこともないような勢いで、マジックを紙の上で走らせています。

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男の子はどちらかと言うと乱暴だし、勢いもありますが、
それだけではない、「心の乱れ」が表現されることもあるようで、
Kクンはまさに、そんな思いの丈をぶつけているようでした。


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((何があったんだろう?))


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