ママと子どものコミュニケーションスクールは子ども一人一人の能力を伸ばし、生きる力を育む講座やワークショップを開催し、「個育てデザイン」でママの自分らしい子育ての指針と軸作りのお手伝いをしています

今日の子育て相談は共感タイプのお母さん
200527-1

お子さんの「こだわり」が今後どうなっていくのか?
少々気になっているということでした。

今、「発達障がい」という言葉が広く知られるようになり、
自閉スペクトラム症の特徴に「こだわりが強い」が挙げられているので、
そういった情報を耳にした時に、

((アレ??これって?・・・))
と思われる方が多いと感じています。

ですが、
今日のお母さまはそうではなく、
どんな対応をしたらいいのか?に関してのご相談でした。

そもそも、
「こだわり」とはどんなことなんでしょう?

ある事柄について執着する
ある事柄を必要以上に気にする
意思を貫く
柔軟に対応ができない

そんなイメージでしょうか?

まだ幼い子どもに柔軟な対応は求められませんよね?!
社会性のスキルを身につけてない場合が多いのですから・・・。

意思を貫くのはどうでしょう?

悪いことではありませんし、
しっかり「自己主張」できるということです。

そして、必要以上に気にすることと執着。

度合いは違えど、
みなさんにあることではないでしょうか?

そのこだわりの強さで
(こだわりだけではなく、様々な所見や検査で)
ASDと診断されるお子さんもいます。

ママと子どものコミュニケーションスクールでは
気質診断®をしていますが、
「こだわりの強いタイプ」(ASDの診断がつかない)
お子さんは一定数います。

そのこだわりを周囲がどう感じるのか?
許容範囲がそれぞれ違うので難しい判断にはなりますが、
子どもなりに、意味があって、理由があってこだわっているので
毎日関わり続けるお母さんは大変かと思いますが、
その「こだわり」を理解し寄り添ってあげて欲しいのです。
大人にしてみたら、
ホント意味のないことに思えて、
腹立たしく感じることがあるかもしれません。

こだわりの強いタイプのお子さんは、
その子なりの思考のクセがあり、物事を深く捉えようとします。
子どもであっても、納得感がなければ動きません。

けれど、
関わり方を変えるだけで、
驚くべき集中力で、
根気強く取り組む力を育むことができるのです
このタイプのお子さんの世界観はとても独創的で素晴らしく、
アイディアも豊富です
そして、幼い時には不安感が大きいように思えますが、
様々な経験を通して、心の免疫力が高まりますので、
思春期前にはかなりの成熟度で大人が学ばされることもしばしば
そして、
こだわりタイプのお子さんを持つお母さんが気にしていることで多いのが、
社会性、特にコミュニケーション能力なのですが、
今日のお母さまもこの部分を気にかけてらっしゃいました。

こちらも、発達に合わせてスキルを身につけて行けば
心配することはありません

どんな子であっても、トラブルゼロにはなりませんし、
それを望むのは大きな間違いだということは先にお伝えした上で、
今、癇癪を起すのも、手が出てしまうのも、言う事聞かないのも、
心も言葉も能力もまだ未発達だから。

子どもはゆっくりと少しずつ、成長しているのです。

正しい関わり方で、
子どもの能力を育んで行きましょう
そうすれば、
子どもはその子なりの色で輝き始めます

ママと子どものコミュニケーションスクールでは
コーチング・発達心理学・脳科学・認知行動科学を子育てに活用できるよう
講座にてお母さまにお伝えしています。
また、子どもの個性を磨き、思考と感性をバランスよく育む
創作アート教室も開催しています。

子どもの気質に合わせた子育てをしたい方は
気質診断コンサル®をお勧めしています

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