今日はアロマテラピーと大いに関係するフィトンチッドについて
簡単にお話します。
植物が自分を守るために放出する化学物質のことをフィトンチッドと呼びます。
香りや揮発性がある成分は「テルペン」と呼ばれ、
その香りは爽快さやリフレッシュ効果をもたらしてくれます。
フィトンチッドの効能
ヒノキ 虫歯予防、養毛
マ ツ 眠気覚まし
ユーカリ 去痰、解熱、利尿
バ ラ 血圧効果、抗ヒスタミン
レモン 肌の吹き出物予防、引き締め
オレンジ 消化促進、がん予防 などなど挙げると切りがないくらい・・・。
アロマテラピーで使われるエッセンシャルオイルや、
お茶として使うハーブ、それに漢方薬・・・・
それだけでなく、私たちの生活にもフィトンチッドの効果は見られます。
例えばお寿司屋さん。
お寿司を乗せるげた(ヒノキの木です)、ワサビやガリ(生姜)は
ネタの鮮度保持と抗菌作用を持つフィトンチッドが含まれています。
もっと身近なところで言えば、お料理に使うスパイス、
それにカテキンを豊富に含む緑茶なんかもそうです。
殺菌効果だけでなく、血行を促したり、消化を助けたりと、
私たちは植物からさまざまな恩恵を受けているのですね。
感謝、感謝