山梨県にて子どもの自由な造形創作教室「子どもの個性を磨くアートセラピー」ワークショップを開催しているアトリエプレジールです 


今日もアートセラピーでの作品と子どもの心の関係性についてご紹介していこうと思います。

今回は幼児の子ども達の塗り絵を取り上げます。 

幼稚園男児は下記のような昆虫などの塗り絵を好んで選ぶ時期があります。
 
そこには自身の観察力が芽生えてきている証拠でもあります。

中には自分で飼っているクワガタの特徴を足したり、仲間を加えたり、餌を書いたりして、想像力を膨らませていく子どもも多くいます。

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      <年中男児の作品> 
トンボは銀、チョウチョは金、クワガタとカブトムシは茶色。
そして、枝から生える葉も茶色で塗りました。

心の土台がまだ形成途中なので、その心配や不安をどうしたら良いのかわからず、安心を求めている時なのかもしれませんね。
お母様にお話を伺うと、「心配症で、幼稚園はもちろん、新しい場所に馴染むのに時間がかかる。」との事でしたので、アートセラピーの教室もお母様と一緒にご参加頂きました。

お母様がいる事で安心して参加でき、自分の得意な折り紙をたくさん折って大満足の様子でした。



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      <年少女児の作品> 
空を飛ぶ鳥をオレンジ・水色・ピンク、そして太陽を紫、月を茶色でとても丁寧に塗っています。
優しい雰囲気でありながら、前向きなエネルギーを感じる作品です。
幼い子供が外に向かって一歩を踏み出すことに不安が無いわけではないけれど、
見守られている安心感を十分に感じながら、飛んでいる。そんな想いが現れた塗り絵です。
お母様がとてもお子様の事を心配されていたのですが、サポートするというスタンスがあったからこそ、
お子様がしっかりと飛び立っていけるのがよくわかります。


この記事に関して、写真及び文章など内容についての無断転用はご遠慮ください。

また、絵と子どもの心理については簡単に推測できるものではありませんし、全てのお子様に当てはまるとも限りませんのでご了承くださいませ。


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アートセラピーについての記事をまとめてありますので、
宜しければ、 コチラ も参考になさってください。