山梨県笛吹市で毎月「子どもの個性を磨くアートセラピー」ワークショップを開催しています
アトリエプレジールです
五感をフル活用したワークショップでココロも身体も美しくしなやかに保ちましょう


毎月開催しているワークショップ、
「子どもの個性を磨くアートセラピー」の様子から
子どものココロを見て行きたいと思います。

お母様方から、「毎回楽しみにしているんです~」とか
「今度はいつ行くの?ってしつこく聞かれて困ってます」などの
お声をちょうだいすると、私もとっても嬉しくなります

もっともっと、楽しいアートワークになるようにしたいと思います


今月は春の体験会に参加してくれた「Tクン」が加わり、
一層盛り上がりをみせているクラス

私もついつい、一緒になってはしゃいでしまう時もあり
幼児に失笑される事があります・・・・。
が、
やる事はしっかりと!やっていますのでご安心くださいね


5歳のTクンは入って来ると、他の子がどんな事をしているのか確認し、
「ねー、オレも粘土したい。」としっかりと伝えることができます。

そして、黙々と粘土を捏ねていたかと思えば、
突然、「うぉー」とか「やぁ~」とか大声を上げながら粘土を机に叩きつけたりします。

周りにいる子ども達は突然の大声にビックリ

ですが、真似して大声を上げながら、
皆で「粘土叩きつけごっこ」が始まります。

「ここは動物園?」と思う程の激しさに、実は私もびっくり

ですが、その勢いは長く続かないので、(だって、絶対疲れるし・・・)
しばらくすると、急に冷静になり、
「オレ、剣作ろう」とか「粘土もっと柔らかくしたい」とか
「先生、粘土に色付けていい?」など、自ら創作活動を始めようとします。

そしてTクンは粘土に色付けをし始めました。

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粘土を捏ねて色付けをする事で、
Tクンはその思いをこう告げているかのようでした。

「オレは男だし、お兄ちゃんだし、頑張らなくっちゃ!」

お母様に今日の様子と作品から見える事をお伝えすると、
「ウチの子、絶対泣かないんです。
 泣かないのが強いと思ってるみたいで・・・。」とおっしゃっていました。

でも、まだ5歳。
甘えたり、ダダっ子になったり、ワガママ言いたい事だってあるはず。
それをずっとしていないTクンのココロは、
ホントはもう、頑張り過ぎな程頑張って感情が溢れそうだったのかもしれません・・・。

少しずつでも「心の鎧」を溶かして行けるよう、
Tクンに関わって行きたいと思っています。


こちらの内容についての無断転用はお断り致します。


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アートセラピーについての詳しい記事は

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