前回、ちょっぴりフェアトレードについて触れたましたが、

記事を読んだ方から、

「フェアトレードって何?」と聞かれました。


聞きなれない方もいるでしょうし、

フェアトレードを意識して買い物をしている方も、

もちろん、いらっしゃると思います。



でも、今日は少しだけフェアトレードについて

記載しておこうと思います。


フェアトレード(公正な取引)は、


アジア・アフリカ・中南米の農村地域・都市部のスラムの人々に、

仕事の場を提供し、自らの力で暮らしを向上させることを

支援するものです。


フェアトレード製品としてよく、よく知られているのは、

ココア・コーヒー・そして、バナナなどが

取り上げられると思います。


学校へ行けない子供たち(奴隷)がプランテーションで働かされ、

農薬を撒くにも、防具を身につけていないのが現状です。


事業の透明性を保ち、生産者に公正な対価を支払う。

そして安全で健康的な労働条件を守る。

子供の権利を守る、環境に配慮するなど・・・・・。


国際フェアトレード連盟 (IFAT)では、

フェアトレードの基準を設けています。


私達、消費者がフェアトレードを選ぶことで、

人と環境を支えて行くことができます。


      


IFATの基準を満たし、認証された製品には

上のマークがついています。


もしかしたら、まだまだ出会う機会は少ないかもしれませんが、

順次、フェアトレードショップが増えています。


大手企業独自のフェアトレードマークもあるので、

そこに信頼性があるのかどうか、

が、消費者の見極めドコロだと思いますが。


私も可能な限り、そういった製品を選ぶようにしています。

スーパーでは出会えないこともあるので、

我慢はせずに、買いますが。



私が二十代の頃、ガーナ人と知り合いました。


その時に、

「日本のチョコレートはどこの国よりも美味しい。

でも、ガーナではチョコレートを食べられない人がいるよ。」と

教えてもらったことが、今でも忘れられません。



彼は数年日本に滞在しましたが、その後、アメリカへ渡りました。


残念ながらその後のことはわかりませんが、

いつか自信を持って、故郷へ帰ることができるように。

そう願わずにはいられません・・・・・。